メイクアップという作業

生身に人間臭さをとことん排除しようと毛を抜く、剃り落とす、 塗って隠す。本当の肌の質を見せず、顔色よく、あるいは小さく、あるいは白く見せようと塗る、粉をはたいてマネキンのごとく、人間性をなるべく抑え込むようなモデルとして世に見せるためのマスクをつくりあげるようなそういう作業。最近それを電車内で座りながらやっているひとも。

ひとがそういった価値観にとらわれた偏った顔に仕上げられていく工程。

ひとは変身してなにになろうというのか。